Bibliographic Information

西田幾多郎

中村雄二郎著

(岩波現代文庫, 学術 ; 37-38)

岩波書店, 2001.1

  • 1
  • 2

Other Title

西田哲学の脱構築

Title Transcription

ニシダ キタロウ

Available at  / 137 libraries

Note

1: 岩波書店より1983年7月に刊行された『西田幾多郎』(20世紀思想家文庫)を改題した新編集版

2: 岩波書店より1987年9月に刊行された『西田哲学の脱構築』を改題した新編集版

略年譜: 2: p261-269

文献案内: 2: p271-274

Description and Table of Contents

Volume

1 ISBN 9784006000370

Description

西田哲学の鍵となる五つの概念—“純粋経験”“無の論理”“弁証法的一般者”“行為的直観”“絶対矛盾的自己同一”—を「問題群」として捉え直して一つ一つ解きほぐし、その意図した構想の真の姿と意味を明らかにする。西田哲学のもつ深層の知として深さを探究しつつ、日本の哲学の座標軸を明らかにした本格的な西田論。

Table of Contents

  • プロローグ—引用によって
  • 第1章 日本の“哲学”
  • 第2章 自己—“純粋経験”
  • 第3章 場所—“無の論理”
  • 第4章 表現的世界—“弁証法的一般者”
  • 第5章 プラクシス—“行為的直観”
  • 第6章 超越—“絶対矛盾的自己同一”
  • エピローグ
  • 補章 ナカエニスムと西田幾多郎
Volume

2 ISBN 9784006000387

Description

西田哲学のはらむ「問題群」を文化・芸術・宗教等の文脈において多面的に変奏する。ヨーロッパでの講演や雑誌発表のために徹底的に明晰に語られた論文を収録。また、ハイデガーと比較しながら西田と戦争の問題について検証を試みる。著者の哲学探究の結節点となった西田研究のいきさつを綴る「西田幾多郎と私」を結びに付す。

Table of Contents

  • 序章 現代思想と西田幾多郎
  • 第1章 “場所の論理”と共通感覚
  • 第2章 “行為的直観”と日本の芸術
  • 第3章 “絶対矛盾的自己同一”と日本文化
  • 第4章 西田幾多郎と小林秀雄—日本近代の“経験”と“自己”
  • 第5章 「近代の超克」と「ポスト・モダン」—よみがえる日本の折衷主義
  • 終章 西田幾多郎の宗教論と歴史論
  • 補章 西田の場合—ハイデガーとの対比で

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Details

  • NCID
    BA50238482
  • ISBN
    • 4006000375
    • 4006000383
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    2冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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