アラブが見た十字軍
著者
書誌事項
アラブが見た十字軍
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2001.2
- タイトル別名
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Les Croisades vues par les Arabes
- タイトル読み
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アラブ ガ ミタ ジュウジグン
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注記
原著(Editions J.C. Lattès, Paris, 1983)の翻訳
関連年表: p480-485
リブロポート1986年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
11世紀から13世紀まで、200年にわたって西欧キリスト教徒が行った近東への軍事遠征—それが十字軍である。ヨーロッパ側の史料と史観に依拠することもっぱらで、ときに「聖戦」の代名詞ともされる、この中世最大の文明衝突の実相は、はたしてどのようなものだったのだろうか。豊富な一次史料を用い、ジャーナリストならではの生き生きとした語り口で、アラブ・イスラム教徒の観点からリアルな歴史を再現して、通念を覆し偏見を正すとともに、今日なお続く抗争と対立からの脱却の途を示唆する反十字軍史。
目次
- 序章 千年の対立ここに始まる
- 1 侵略(一〇九六〜一一〇〇年)
- 2 占領(一一〇〇〜一一二八年)
- 3 反撃(一一二八〜一一四六年)
- 4 勝利(一一四六〜一一八七年)
- 5 猶予(一一八七〜一二四四年)
- 6 追放(一二四四〜一二九一年)
- 終章 アラブのコンプレクス
「BOOKデータベース」 より