泣かないで、わたし死ぬのは寂しくないから : 末期患者に寄り添うケア

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泣かないで、わたし死ぬのは寂しくないから : 末期患者に寄り添うケア

エリザベト・マチウ・リーデル著 ; フィリップ・グロード訳

女子パウロ会, 2001.1

タイトル別名

Ne pleurez pas,la mort n'est pas triste

タイトル読み

ナカナイデ ワタシ シヌ ノワ サビシクナイ カラ : マッキ カンジャ ニ ヨリソウ ケア

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内容説明・目次

内容説明

本書は、終末期にあるさまざまな境遇の患者の一人ひとりが、最後までその人らしく幸せに生きぬくために、時間をかけ誠意を尽くして働く女医と、およそ二十人の患者との触れあいを具体的に記した記録です。苦悩の中にいる遺族を励まし、支える会や、ボランティアとして病む人々と共に歩むメンバーの力強い言葉もあり、多方面から、末期患者の介護にあたるときの問題に光をあてています。

目次

  • ヘディ—攻撃的な彼が親切な友となり、共に祈った。最期まで自分らしさを保った闘病の日々
  • エリザベト—女医として、緩和ケアに取り組むまでの二十年間の心の旅、真の医学を探し求める旅
  • カリーヌ—昏睡状態にある彼女の耳元で懸命に語りかけると、涙を流すことでこたえてくれた
  • ギュスタブ—時間をかけ誠意を尽くして彼の声を聞いた。彼の人生の楽しみが再度、実現した!
  • イブ—人間の尊厳と救いは勇敢に苦痛を受けとめることにある?ホスピスとは?
  • ラファエル—無意味な延命治療になりかねないものがあり、心身を助ける「病者の塗油」の恵みがある
  • フランソワ—自殺願望から生きる意欲へ、抵抗から祈りへと変わったのはなぜ?
  • ジェラルディン—患者は真実を知る権利があり、また、それに耐えうる力をもっている
  • ステファン—患者に触れるのは手だけではない。まなざしで触れることもある
  • ボランティアのクラウディア—奉仕は他人を受け入れ、他人に自分を開く体験自分を捨てて自分をつかむ体験〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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