泣かないで、わたし死ぬのは寂しくないから : 末期患者に寄り添うケア
著者
書誌事項
泣かないで、わたし死ぬのは寂しくないから : 末期患者に寄り添うケア
女子パウロ会, 2001.1
- タイトル別名
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Ne pleurez pas,la mort n'est pas triste
- タイトル読み
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ナカナイデ ワタシ シヌ ノワ サビシクナイ カラ : マッキ カンジャ ニ ヨリソウ ケア
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内容説明・目次
内容説明
本書は、終末期にあるさまざまな境遇の患者の一人ひとりが、最後までその人らしく幸せに生きぬくために、時間をかけ誠意を尽くして働く女医と、およそ二十人の患者との触れあいを具体的に記した記録です。苦悩の中にいる遺族を励まし、支える会や、ボランティアとして病む人々と共に歩むメンバーの力強い言葉もあり、多方面から、末期患者の介護にあたるときの問題に光をあてています。
目次
- ヘディ—攻撃的な彼が親切な友となり、共に祈った。最期まで自分らしさを保った闘病の日々
- エリザベト—女医として、緩和ケアに取り組むまでの二十年間の心の旅、真の医学を探し求める旅
- カリーヌ—昏睡状態にある彼女の耳元で懸命に語りかけると、涙を流すことでこたえてくれた
- ギュスタブ—時間をかけ誠意を尽くして彼の声を聞いた。彼の人生の楽しみが再度、実現した!
- イブ—人間の尊厳と救いは勇敢に苦痛を受けとめることにある?ホスピスとは?
- ラファエル—無意味な延命治療になりかねないものがあり、心身を助ける「病者の塗油」の恵みがある
- フランソワ—自殺願望から生きる意欲へ、抵抗から祈りへと変わったのはなぜ?
- ジェラルディン—患者は真実を知る権利があり、また、それに耐えうる力をもっている
- ステファン—患者に触れるのは手だけではない。まなざしで触れることもある
- ボランティアのクラウディア—奉仕は他人を受け入れ、他人に自分を開く体験自分を捨てて自分をつかむ体験〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より