桃花源記の謎を解く : 寓意の詩人・陶淵明
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書誌事項
桃花源記の謎を解く : 寓意の詩人・陶淵明
(NHKブックス, 910)
日本放送出版協会, 2001.2
- タイトル別名
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桃花源記の謎を解く : 寓意の詩人陶淵明
- タイトル読み
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トウカゲンキ ノ ナゾ オ トク : グウイ ノ シジン トウ エンメイ
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注記
引用文献: 各章末
参考文献: p208-218
陶淵明略年譜: p219-225
陶淵明関係地図: 巻末
内容説明・目次
内容説明
司馬睿氏の再興した東晋の王朝は勢いが衰え、反乱を平定した将軍劉裕は、朝廷の重臣たちを次々と陥れ弑逆していく。幕下にあった陶淵明は官途を離れ、田園に閑居して「飲酒」二十首などの詩歌を詠う。その詩文には実は当時の過酷な政争と劉裕が王位を簒奪するさまを幽憤する寓意があった。千数百年も読み解くことができなかった陶淵明の真意を著者はその謎を解く鍵を「易」のことばに見出して明らかにしていく。
目次
- 第1章 「乞食」の詩から「桃花源の記」へ
- 第2章 反骨の士韓延之への賛歌
- 第3章 「飲酒」という詩題の寓意を解く
- 第4章 「飲酒」詩の帰鳥のイメージを解く
- 第5章 東晋王朝の百年をふり返って
「BOOKデータベース」 より