開発のミクロ経済学 : 理論と応用
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開発のミクロ経済学 : 理論と応用
(一橋大学経済研究叢書, 50)
岩波書店, 2001.2
- タイトル読み
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カイハツ ノ ミクロ ケイザイガク : リロン ト オウヨウ
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注記
参考文献: p239-252
索引: p253-256
内容説明・目次
内容説明
発展途上国では、伝統的な制度・組織や価値観と、冷徹な市場原理とが共存する。この共存の意味を明らかにする理論枠組みを提示し、南アジア農村の現地調査やミクロデータに基づき厳密な実証分析を行う。マクロ的視点を重視する従来の開発経済学や、市場メカニズムを全面的に信頼する新古典派開発経済学を乗り越える画期的試み。
目次
- 第1部 ハウスホールド・モデル(ハウスホールド・モデルの基本;異時点間動学モデルと不確実性下の消費平準化;非分離型ハウスホールド・モデルの推定)
- 第2部 農業契約のモデル(戦略的行動の下での契約—小作制度の理論を題材に;灌漑水取引の効率性と経済余剰の分配;生産要素の取引とインターリンケージ)
- 第3部 市場取引の効率性(農産物市場の統合;リスク・シェアリング;開発のミクロ経済学と開発政策)
「BOOKデータベース」 より