江戸の名所と都市文化

書誌事項

江戸の名所と都市文化

鈴木章生著

吉川弘文館, 2001.3

タイトル読み

エド ノ メイショ ト トシ ブンカ

大学図書館所蔵 件 / 151

この図書・雑誌をさがす

注記

著者の学位請求論文「江戸名所の都市論的研究」(立正大学, 1994.3)を基にしたもの

巻末: 索引

内容説明・目次

内容説明

江戸時代の名所案内や地誌を克明に分析。江戸という都市空間のなかで、名所がいかに形成・認識され、そこにどのような地域的ひろがりと行動があったのか。江戸の人々の生活と行動の文化的世界を読み解く斬新な都市論。

目次

  • 第1章 本書の課題と研究の視角(都市をみる視点;対象と課題)
  • 第2章 江戸名所の成立(新興都市江戸の新名所;寛永期の江戸と江戸名所)
  • 第3章 江戸名所の隆盛と特性(江戸名所案内記の類型;江戸名所案内記の系譜;名所案内記の編纂意図と江戸認識)
  • 第4章 江戸名所の展開と行動文化(近世後期における江戸名所めぐりの諸相;猿猴庵『江戸循覧記』にみる江戸認識のあり方;江戸周辺字社への関心と参詣)
  • 第5章 都市文化としての「名所」(怨霊信仰の近世的変容と都市文化—大田区新田神社にみる名所記載と参拝の隆盛;『江戸名所図会』が語るもの)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ