書誌事項

渤海と古代の日本

酒寄雅志著

(歴史科学叢書)

校倉書房, 2001.3

タイトル読み

ボッカイ ト コダイ ノ ニホン

大学図書館所蔵 件 / 128

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

渤海は、東北アジア各地に割拠する靺鞨諸部を併合して、7世紀末に統一的な支配を初めておこなった国家である。本書では、渤海と日本、また唐や新羅などの諸国家、さらには契丹・奚などの周辺諸民族、そして靺鞨諸部のような民族集団との関係を考察する。

目次

  • 渤海史研究の成果と課題
  • 第1編 渤海国家と国際関係(渤海国家の史的展開と国際関係;東北アジアのなかの渤海と日本;渤海の王都と領域支配;渤海王権の構造—王位継承をめぐって)
  • 第2編 日本と渤海の外交と儀礼(8世紀における日本の外交と東アジアの情勢—渤海との関係を中心として;日本と渤海・靺鞨との交流—日本海・オホーツク海域圏と船;渤海国中台省牒の基礎的研究;渤海通事の研究;雅楽「新靺鞨」にみる古代日本と東北アジア)
  • 第3編 近代史上における渤海史研究(渤海史研究と近代日本;「唐碑亭」、すなわち「鴻臚井の碑」をめぐって)
  • 華夷思想の諸相

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ