メロドラマからパフォーマンスへ : 20世紀アメリカ演劇論
著者
書誌事項
メロドラマからパフォーマンスへ : 20世紀アメリカ演劇論
(アメリカ太平洋研究叢書)
東京大学出版会, 2001.3
- タイトル別名
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Melodrama and performance : the American theatre in the 20th century
- タイトル読み
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メロドラマ カラ パフォーマンス エ : 20セイキ アメリカ エンゲキロン
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
参考文献: 巻末p9-16
内容説明・目次
内容説明
この本は20世紀アメリカ演劇の重要事件を文化史・政治史の広い文脈のなかで捉え直し、その栄光と悲惨を浮き彫りにする。『セールスマンの死』、『ヘアー』、パフォーマンス・アート、『エンジェルズ・イン・アメリカ』…すべてがまったく違って見えてくるはずだ。といって、演劇を歴史に還元してしまう本ではない。愛、などとは間違っても口にする著者ではないが、この本の1ページ1ページが、演劇への静かな愛に貫かれている。
目次
- 1 ユージン・オニールとメロドラマ(オニールのメロドラマティズム;オニールのシアトリカリスム—3つの「ページェント劇」における劇空間とセノグラフィ)
- 2 メロドラマからパフォーマンスへ(1)戦後アメリカ演劇の展開(『セールスマンの死』の「物語」—その「社会劇」的過程;ヴェトナム戦争とアメリカ演劇(デイヴィッド・レイブの戯曲、あるいは怒れるヴェトナム帰還兵の醒めた眼;演劇の「広がり」から「深さ」へ))
- 3 メロドラマからパフォーマンスへ(2)ポスト・ヴェトナム世代の演劇(リー・ブルーアの『メッカ参拝』をめぐって;サム・シェパードの時代—自己拡散/自己表示から指示表出へ ほか)
- 4 世界演劇の地平とアメリカ—ミュラー/ウィルソン/バウシュ(バウハウスとアメリカ/前衛の「夢」とパフォーマンス—ヴァーグナー、シュレンマーからウィルソンへ;テクスト/歴史の復讐—ハイナー・ミュラーとロバート・ウィルソン ほか)
- 5 メディア、身体、アクティヴィズム—パフォーマンス・アートとは何か?(パフォーマンス・アートとは何か?;フェミニスト・パフォーマンスの系譜学 ほか)
「BOOKデータベース」 より