祭祀と供犠 : 日本人の自然観・動物観

書誌事項

祭祀と供犠 : 日本人の自然観・動物観

中村生雄著

法藏館, 2001.3

タイトル別名

祭祀と供犠 : 日本人の自然観動物観

タイトル読み

サイシ ト クギ : ニホンジン ノ シゼンカン ドウブツカン

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内容説明・目次

内容説明

狩猟と稲作、供養と供犠、殺生肉食論の展開、動物と植物の供養など、多彩な比較文化的視座と豊富な事例により、日本人の自然認識の特質を探究する。

目次

  • 祭祀と供犠の比較文化序説—「血」の問題を手がかりに
  • 第1部 動物供犠と日本の祭祀(イケニヘ祭祀の起源—供犠論の日本的展開のために;動物供犠の日本的形態—古代中国との連続と差異をいとぐちに;狩猟民俗の身体観—「食」と「生命」のアルカイスム;非稲作の祭祀と神饌—「自然」と「聖地」のかかわりから)
  • 第2部 日本宗教のなかの人と動物(古代呪術と放生儀礼—仏教受容のアニミズム的基盤;祭祀のなかの神饌と放生—気多大社「鵜祭」の事例を手がかりに;殺生肉食論の受容と展開—とくに近世真宗教団の問題として;供犠の文化/供養の文化—動物殺しの罪責感を解消するシステムとして ほか)

「BOOKデータベース」 より

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