患者の声病気の体験
著者
書誌事項
患者の声病気の体験
(ちくま学芸文庫, [メ-2-1])
筑摩書房, 2001.3
- タイトル別名
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The patient's voice : experiences of illness
患者の声 : 病気の体験
- タイトル読み
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カンジャ ノ コエ ビョウキ ノ タイケン
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内容説明・目次
内容説明
患者、医療関係者(医師、看護婦、セラピスト)、介護人にとって、「病い」「死」とは何なのか?16人の手記から、病気、障害、臨死の生々しい体験を紹介し、医学的知識や医療技術以上に大切なケア、心のケアの質を問う。また、本書は単に医療の次元にとどまらず、人間存在一般に深く関わる多くの問題をも提起する。生と死と苦の三つ巴の人間の実存状況が、難病や障害に苦しむ登場人物の生の言葉で語られ、読者も生きることの意味を深く考えさせられ、感動を受ける。巻末に「思索のためのポイント集」を付す。
目次
- 死の記憶
- 生命の操縦術
- ラウル
- 苦闘すること
- 挑戦
- 理解
- 精神病—芸術か、人生か、病気か
- 苦痛のとりこ
- 世界観の再構築
- 不思議な旅
- 彼らを退院させよ
- 不幸の要因
- 資金を得よ、神、自己、薬
- ゲイブとアリのために
- 友との旅
「BOOKデータベース」 より