『ニーベルンゲンの歌』を読む
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『ニーベルンゲンの歌』を読む
(講談社学術文庫, [1482])
講談社, 2001.4
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ニーベルンゲンの歌を読む
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ニーベルンゲン ノ ウタ オ ヨム
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参考文献: p314-319
Description and Table of Contents
Description
古代ゲルマン英雄伝説と華麗で雅やかな中世騎士文化、この二つが見事に融合した『ニーベルンゲンの歌』はドイツ文学の最高傑作であり、一大記念碑でもある。主人公ジーフリトとクリエムヒルトが秘める二重性格、また、結婚と招待、復讐のもつ意味を精細に分析し、民族の歴史と共に語り継がれてきた伝説の系譜にゲルマン文化の変遷を辿り、作品の意義と魅力を語る。
Table of Contents
- 第1章 中世叙事詩としての成立(歌謡集積説と発展段階説;ホイスラーによるブリュンヒルト伝説の変遷 ほか)
- 第2章 『ニーベルンゲンの歌』前編—ジーフリトの暗殺(クリエムヒルトの「鷹の夢」;ジーフリトの求婚 ほか)
- 第3章 『ニーベルンゲンの歌』後編—クリエムヒルトの復讐(クリエムヒルトの再婚;ニーベルンゲンの武将ハゲネ ほか)
- 第4章 悲劇の二重構造(『ニーベルンゲンの歌』における旅と空間;『ニーベルンゲンの歌』における結婚と招待の二重構造 ほか)
- 第5章 ニーベルンゲン伝説の受容(十六〜十八世紀のニーベルンゲン伝説;ドイツ・ロマン派による伝承 ほか)
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