カリスマ : 中内功とダイエーの「戦後」
著者
書誌事項
カリスマ : 中内功とダイエーの「戦後」
(新潮文庫, さ-46-1,
新潮社, 2001.5
- 上巻
- 下巻
- タイトル別名
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カリスマ : 中内功とダイエーの戦後
- タイトル読み
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カリスマ : ナカウチ イサオ ト ダイエー ノ センゴ
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注記
1998年7月日経BP社より刊行された単行本を更新し, 新たに「第6部懊悩と終焉」を増補したもの
シリーズ番号表示: 標題紙には上巻「6661」, 下巻「6662」の表示あり
中内功及びダイエー関係略年譜: 下巻: p [480] - [493]
主要参考引用文献一覧: 下巻: p495-516
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101316314
内容説明
小さな薬屋の息子として生を享けた中内功。戦時中はフィリピン戦線を彷徨い、終戦後はヤミ市を舞台に人生の再スタートを切る。やがて「主婦の店・ダイエー」を開業。キャッシュレジスターの導入や、独自の流通網を築きあげることで、思い切った値下げ作戦を展開する—。戦後日本経済の発展とともに成り上がり、そして破滅していった男の全てを書き記した超重厚ノンフィクション。
目次
- 第1部 苦悶と狂気(沈む半月マーク;メモリアルのなかの流通帝国)
- 第2部 飢餓と闇市(三角の小さな家;書かれざる戦記;日本一長い百貨店;キャッシュレジスターの高鳴り;牛肉という導火線)
- 第3部 拡大と亀裂(神戸コネクションと一円玉騒動;わが祖国アメリカ;黄金の60年代;ベビーブーマーたち;血と骨の抗争)
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101316321
内容説明
中内功率いるダイエーは、革命的な流通再編を断行、同業者との値下げ合戦にも次々と勝利し、事業を急速に拡大してゆく。そして気が付くと、ダイエーは日本最大のスーパーに成長し、中内は小売業界の帝王として君臨していた。だが、バブル経済が崩壊すると、中内ダイエーは空前の借金地獄に転落する—。社長交代、インサイダー疑惑、屈辱の臨時株主総会までを追加取材した最終決定版。
目次
- 第4部 挑戦と猜疑(「わが安売り哲学」;三島由紀夫と格安テレビ ほか)
- 第5部 膨張と解体(持ち株会社第一号とローソンの反乱;宮古の怪、福岡の謎 ほか)
- 第6部 懊悩と終焉(中内ダイエーの一番長い日;インサイダー疑惑の衝撃 ほか)
「BOOKデータベース」 より