農から環境を考える : 21世紀の地球のために
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農から環境を考える : 21世紀の地球のために
(集英社新書, 0092G)
集英社, 2001.5
- タイトル読み
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ノウ カラ カンキョウ オ カンガエル : 21セイキ ノ チキュウ ノ タメ ニ
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内容説明・目次
内容説明
20世紀の初頭、世界人口は約16億人だった。21世紀はじめの現在、世界人口は61億人に達している。百年間で四倍近く、45億人も増えたのだ。さらに21世紀半ばには約93億人に達すると推計されている。この人口を支えているのが農業であるのは言を待つまでもない。ところが、二酸化炭素の増加による地球温暖化や、オゾンホール増大による有害紫外線の増加によって、農業の未来も決して安泰ではない。しかも、化学肥料の多投によって土壌は疲弊し、農薬が地下水を汚染するなど、農業そのものが環境へ悪影響を与えていることすらある。地球環境を保全しながら、「持続可能な農業」をどうしたら実現できるのか、その可能性をさぐる。
目次
- 序章 地球の温暖化、そして60億人の時代へ
- 第1章 環境と農業
- 第2章 農業は環境の守り手か、破壊者か
- 第3章 地球温暖化への備えを森林で
- 第4章 生物圏の危機
- 第5章 日本農業—その現実と課題
「BOOKデータベース」 より