銭貨 : 前近代日本の貨幣と国家
著者
書誌事項
銭貨 : 前近代日本の貨幣と国家
(「もの」から見る日本史)
青木書店, 2001.5
- タイトル別名
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Money and state in premodern Japan
- タイトル読み
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センカ : ゼンキンダイ ニホン ノ カヘイ ト コッカ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
収録内容
- 日本古代国家の銭貨発行 : 富本銭から和同開珎へ / 栄原永遠男執
- 宋銭輸入の歴史的意義 : 沽価法と銭貨出挙の発達 / 井原今朝男執
- 中世後期の経済発展と中国銭 / 鈴木敦子執
- 戦国・豊臣期の貨幣通用と公権力 : 撰銭の発生から石高制の成立まで / 本多博之執
- 三貨制度の成立 / 安国良一執
- 中国王朝による貨幣発行と流通 : 明・洪武期の鈔法を中心として / 大田由紀夫執
- 朝鮮前期の貨幣発行とその論理 / 須川英徳執
内容説明・目次
内容説明
本書は、「もの」や「ことがら」に即して歴史の実態を明らかにすることを主題とするシリーズの、第一弾として企画されたものである。東アジア地域の中での日本という視角の重要性が提起され、多くの成果を生んできたことは周知の通りである。本書のテーマである「前近代日本の貨幣」も、こうした視角から関係史的・比較史的に検討せずには理解できないことは、本書の内容からも明らかである。
目次
- 第1部 銭貨の日本史(日本古代国家の銭貨発行—富文銭から和同開珎へ;宋銭輸入の歴史的意義—沽価法と銭貨出挙の発達;中世後期の経済発展と中国銭;戦国・豊臣期の貨幣通用と公権力—撰銭の発生から石高制の成立まで;三貨制度の成立)
- 第2部 東アジアの貨幣世界(中国王朝による貨幣発行と流通—明・洪武期の鈔法を中心として;朝鮮前期の貨幣発行とその論理)
「BOOKデータベース」 より