「理数力」崩壊 : 日本人の学力はどこまで落ちるのか
著者
書誌事項
「理数力」崩壊 : 日本人の学力はどこまで落ちるのか
日本実業出版社, 2001.7
- タイトル別名
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理数力崩壊
- タイトル読み
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「リスウリョク」 ホウカイ : ニホンジン ノ ガクリョク ワ ドコマデ オチル ノカ
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注記
執筆: 有川誠, 内山裕之, 大田邦郎, 大野栄三, 落合栄一郎, 小波秀雄, 小林昭三, 本多満正, 水谷英樹
内容説明・目次
内容説明
アメリカなどの先進諸国で、小学校から高等学校までの基礎学力を飛躍的に上げようという方向で教育改革を推進しているとき、わが日本では、いっそうの「ゆとり教育」が推進され、授業時間数、学習内容などを大きく削減する方向での教育改革が進められている。本書はそのような中で、文部科学省が進める教育改革をクールに検討しようとするものだ。執筆は、科学、科学教育、技術教育、科学教育や数学教育と関連した教育方法学を専門にしているメンバーによって行なわれた。とくに、理数教育や技術教育に関心が高いメンバーである。文化としての科学技術を楽しむためにも、社会の隅々まで浸透している科学技術とうまくつきあうためにも、小学校から高等学校までの共通カリキュラムの中で、教育内容に取り上げられる科学技術の質と量がどうなっているか、どうなっていくかについて深い関心を寄せざるを得ない。この問題は、国民すべての問題である。
目次
- 第1章 2006年の教育シミュレーション(ゆとり教育で授業崩壊が進む小中学校;高等学校は二極分解 ほか)
- 第2章 理数力は落ちているか?—調査結果や報道に見る(理数力低下の実態;国際比較に見る日本の理数力レベル)
- 第3章 新しい学習指導要領とその影響(学習指導要領とは何か;今回の変更のねらい ほか)
- 第4章 これからの日本をどうするか(階層差の広がらない社会に;アメリカ教育の失敗部分の真似から脱却を ほか)
「BOOKデータベース」 より