書誌事項

にっぽん野球の系譜学

坂上康博著

(青弓社ライブラリー, 15)

青弓社, 2001.7

タイトル読み

ニッポン ヤキュウ ノ ケイフガク

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内容説明・目次

内容説明

「明治のはじめに日本に紹介されたベースボールはたちまち学生スポーツとして成長していくが、やがて武士道精神という日本の伝統文化と出会うことで精神修養の道具と化してしまう…」スポーツを支配的な文化に取り込まれた構成要素としてとらえるステレオタイプ化された通説に反論を加える。そもそも日本野球の軌跡はもっとドラマチックであり、歓喜と緊張に満ちている。時の権力的な価値観と果敢に闘った野球小僧たちの内面を深くとらえるとともに、明治から現代までの歴史的な文脈のもとで彼らの言説を読み解くことによって「ダイナミックな文化形態」としての側面を浮き彫りにし、日本の野球史を生き生きとしたドラマと力に満ちたものとしてよみがえらせる。

目次

  • 第1章 べーすぼーる部事始め
  • 第2章 プライドと名誉—一高時代1
  • 第3章 「武士的野球」論の登場—一高時代2
  • 第4章 武士道による野球の擁護
  • 第5章 解放と呪縛
  • 第6章 その後の野球小僧たち
  • 第7章 べーすぼーるの戦後

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA52842998
  • ISBN
    • 4787231871
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    241p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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