大乗の教え
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大乗の教え
(仏典をよむ / 中村元著 ; 前田專學監修, 3-4)
岩波書店, 2001.7-2001.9
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ダイジョウ ノ オシエ
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注記
上: 般若心経・法華経ほか.
下: 浄土三部経・華厳経ほか
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784000266239
内容説明
仏教が発展・展開するなかで、やがて「一切衆生」の救済を説く大乗仏教が生まれてくる。それは日本にも伝来し、聖徳太子の昔から、その精神形成の基となってきた。「空」の理論が凝縮された『般若心経』『金剛般若経』、在家信者がなみいる菩薩たちをやりこめる『維摩経』、女人の説法として名高い『勝鬘経』、そして「諸経の王」と呼ばれる代表的大乗経典『法華経』と観音菩薩の慈悲を説く『観音経』など、なじみ深い仏典の数々。
目次
- 第12回 空の思想—『般若心経』『金剛般若経』
- 第13回 現実生活の肯定—『維摩経』
- 第14回 女人の説法—『勝鬘経』
- 第15回 宥和の思想—『法華経』(1)
- 第16回 慈悲もて導く—『法華経』(2)
- 第17回 久遠の本仏—『法華経』(3)
- 第18回 願望をかなえる—『観音経』(『法華経』(4))
- 巻冊次
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下 ISBN 9784000266246
内容説明
日本仏教でもっとも多くの信徒をもつ浄土教の根本経典、『阿弥陀経』『大無量寿経』『観無量寿経』のいわゆる浄土三部経から説きおこし、全宇宙を包括する荘厳世界を描いて菩薩行を強調する『華厳経』、禅宗に多大な影響を与えた『楞伽経』、護国経典として名高い『金光明経』、さらに真言密教の真髄『理趣経』へと語りすすむ。原始仏教から大乗仏典まで、代表的経典をとりあげた中村元博士の好評仏典講読シリーズ、ここに完結。
目次
- 第19回 極楽浄土を欣求する—『阿弥陀経』
- 第20回 浄土建立の誓願—『大無量寿経』
- 第21回 浄土の観想—『観無量寿経』
- 第22回 菩薩行の強調—『華厳経』(1)
- 第23回 善財童子の求道—『華厳経』(2)
- 第24回 唯心の実践—『楞伽経』
- 第25回 正法もて国を護る—『金光明経』
- 第26回 真言密教の奥義—『理趣経』
「BOOKデータベース」 より