カメラ・オブスキュラの時代

書誌事項

カメラ・オブスキュラの時代

中川邦昭著

(ちくま学芸文庫, [ナ-7-1])

筑摩書房, 2001.8

タイトル別名

カメラ・オブスキュラの時代 : 映像の起源

カメラオブスキュラの時代

映像の起源 : 目の思索

タイトル読み

カメラ オブスキュラ ノ ジダイ

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注記

参考文献: p273-279

「映像の起源 : 目の思索」(美術出版社 1997年刊)に加筆修正し改題したもの

内容説明・目次

内容説明

ピンホールを通して外界の風景を捉える装置、「写真鏡(カメラ・オブスキュラ)」。カメラの前身になったといわれるこの機器を通すと、人間の視覚が捉える映像を、客観的に写しとることができる。ダ・ヴィンチやフェルメールなど西洋の画家たちはこの写真鏡を用いて下絵をトレースし、日本では洋風画の先駆者らが取り入れた。カメラマンでもある著者が、人間の目に映った映像がどのように絵画作品になっていったのか、写真鏡をとおして東西美術史を検討しなおす。

目次

  • 序章 「映像」とは
  • 第1章 「写真鏡」とは何か—西欧の写真鏡の通史
  • 第2章 「写真鏡」の渡来
  • 第3章 遠近法による視覚の変革—洋風画の胎動
  • 第4章 遠近法の浸透—蘭学の隆盛と洋風画・銅版画の成立
  • 第5章 日常化した遠近法—洋風画の消化
  • 第6章 写真の発明—写真鏡から写真機へ

「BOOKデータベース」 より

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