夢と実存
著者
書誌事項
夢と実存
みすず書房, 2001.6
- 新装版
- タイトル別名
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Le réve et l'existence : introduction
Traum und Existenz
- タイトル読み
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ユメ ト ジツゾン
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注記
原著 Le réve et l'existence / Ludwig, Binswanger ; traduit de l'allemand par Jacqueline Verdeaux, indteruction et note de Michel Foucault. Desclée de Brouwer, 1954. の翻訳
内容説明・目次
内容説明
1954年、28歳のミシェル・フーコーは、夢を通して現存在分析の重要性を説いたビンスワンガーの「夢と実存」を友人とともに仏訳、併せて本文の倍におよぶ“序論”を執筆した。夢とは眠りの延長ではない。睡眠が生きるための保存行為であるのに対して、夢は死へと向かってゆく…フロイトの夢解釈やフッサールの現象学、さらにはサルトルの想像力論をのりこえつつ、夢と想像力と自由と死の連関を、フーコーは縦横に論じ、実存の成り立つ場、想像力の起源としての“夢”の可能性を追求してゆく。その緻密かつ気迫ある文章は、われわれを圧倒してやまない。伝説と化したフーコーの処女作が、ビンスワンガーの名篇とともに、ここに一書になった。本書は、夢をめぐる研究に多大な刺戟を与えるだけでなく、フーコーを理解する最良のテクストとなるだろう。
目次
- 序論(ミシェル・フーコー)
- 夢と実存(ルートヴィヒ・ビンスワンガー)
「BOOKデータベース」 より