文学論
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文学論
(ちくま学芸文庫, [エ-7-3]-[エ-7-4] . { 江藤淳コレクション / 江藤淳著 ; 福田和也編||エトウ ジュン コレクション } ; 3-4)
筑摩書房, 2001.9-2001.10
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ブンガクロン
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収録内容
- 1: マンスフィールド覚書「園遊会」をめぐって
- 奴隷の思想を排す
- 作家は行動する(抄)
- 青春の荒廃について
- 永井荷風論
- 石原慎太郎論
- 三島由紀夫の家
- ヒットラーのうしろ姿
- 大江健三郎の問題
- なつかしい本の話(抄)
- 自由と禁忌(抄)
- 2: 批評家の気儘な散歩
- 日本文学と「私」 危機と自己発見
- 近代以前(抄)
- リアリズムの源流(抄)
- 徳田秋声
- 批評と私(抄)
- 全文芸時評(抄)
- 荷風散策 紅茶のあとさき(抄)
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784480086532
内容説明
作家の生と死から生み出される作品に共感する「マンスフィールド覚書」、文学作品の現状と可能性を論じる「奴隷の思想を排す」、“行動の軌跡”としての文体にせまる「作家は行動する」、生涯における孤独と遁走そしてその代償を日記や作品に読み解く「永井荷風論」、自らの生い立ちを思い出深い本にのせてたどる「なつかしい本の話」、日本という言語空間における文学の可能性と限界を探る代表作「自由と禁忌」のほか、「石原慎太郎論」「大江健三郎の問題」「三島由紀夫の家」など同時代の文芸批評を収録。グローバルかつ深遠な知性に裏打ちされた昭和の文学論。
目次
- マンスフィールド覚書「園遊会」をめぐって
- 奴隷の思想を排す
- 作家は行動する(抄)
- 青春の荒廃について
- 永井荷風論—ある遁走者の生涯について
- 石原慎太郎論
- 三島由紀夫の家
- ヒットラーのうしろ姿
- 大江健三郎の問題
- なつかしい本の話(抄)
- 自由と禁忌(抄)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784480086549
内容説明
明治以降、大江健三郎にいたるまでの文学において「他者」の中に自分のイメージを発見するという危機を論じた「日本文学と『私』」、近世初期における藤原惺窩・林羅山らの儒学思想の展開を描ききる『近代以前』、写生文と他者の問題を取り上げた『リアリズムの源流』、『全文芸時評』の二十年余に及ぶ同時代の文芸に向けた時評のかずかず、永井荷風の昭和を日乗を引きつつ丹念に浮き彫りにした晩年の名作『荷風散策』などを収録。広く文学史・日本思想史的視野のもと繰り広げられる圧倒的な文芸評論。
目次
- 批評家の気侭な散歩
- 日本文学と「私」 危機と自己発見
- 近代以前(抄)
- リアリズムの源流(抄)
- 徳田秋声
- 批評と私(抄)
- 全文芸時評(抄)
- 荷風散策 紅茶のあとさき(抄)
「BOOKデータベース」 より