青春の死神 : 記憶のなかの20世紀絵画
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青春の死神 : 記憶のなかの20世紀絵画
毎日新聞社, 2001.7
- タイトル読み
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セイシュン ノ シニガミ : キオク ノ ナカ ノ 20セイキ カイガ
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内容説明・目次
内容説明
世界戦争、大量殺戮、故郷からの流亡…。1枚1枚の絵にひそむ、希望と悪夢にみちた20世紀人の物語を、自らの体験に根差した独自の視線がとらえる。閉塞する現代にあって、画家たちの苦闘を共感とともに描き出し、芸術と時代と人間をめぐる深い思索に誘なう珠玉の美術エッセイ集。
目次
- 地下室の窓—序にかえて
- エロスの舌—エドワルド・ムンク「生命のダンス」1899‐1900
- 蒼ざめた怪物—パブロ・ピカソ「自画像」1901
- 邪悪な猿—グスタフ・クリムト「ベートーヴェン・フリーズ」より「敵対する力」1902
- 戦争の世紀の母子—ケーテ・コルヴィッツ「死んだ子供を抱く母」1903
- 静かな野獣—アルベール・マルケ「グラン=ゾーギュスタン河岸、パリ」1905
- 日蔭者—ジョルジュ・ルオー「鏡の前の女」1906
- 純粋にドイツ的?—ロヴィス・コリント「大殉教」1907
- シュテトルの記憶—マルク・シャガール「誕生」1910
- 出会い—ヴァシリー・カンディンスキー「印象3(コンサート)」1911〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より