近松母と子、女と男のコミュニケーション
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近松母と子、女と男のコミュニケーション
(平凡社選書, 216)
平凡社, 2001.9
- タイトル読み
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チカマツ ハハ ト コ オンナ ト オトコ ノ コミュニケーション
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内容説明・目次
内容説明
江戸中期を代表する歌舞伎・浄瑠璃作者、近松門左衛門の「ことば」すなわち作品中の「セリフ」には、女たちのどうのような「こころ」が映し出されているのだろうか?コミュニケーションはどのように成り立っていたのだろうか?当時の母と子、女と男の関係を、豊富な「ことば」の引用例を参考に読み解きながら、ひるがえって、現代の哀しい母子の事件・子育て問題を考察する。テキストとして取り上げた浄瑠璃作品は、『丹波与作待夜の小室節』(『恋女房染分手綱』の原作)、『女殺油地獄』の2編。
目次
- 近松の会話(セリフ)意識と『丹波与作待夜の小室節』発端
- 母と子のコミュニケーション
- 女と男、愛のコミュニケーション
- おとなと子どものコミュニケーション
- 母と子、女と男のコミュニケーション
- 死から生へのコミュニケーション
- 成長した子と母の悲劇—『女殺油地獄』
「BOOKデータベース」 より