カラハリ狩猟採集民 : 過去と現在
著者
書誌事項
カラハリ狩猟採集民 : 過去と現在
(講座・生態人類学, 1)
京都大学学術出版会, 2001.10
- タイトル別名
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Hunter-gatherers in the Kalahari : past and present
- タイトル読み
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カラハリ シュリョウ サイシュウミン : カコ ト ゲンザイ
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注記
英文タイトルは副標題紙裏による
その他の執筆者: 大崎雅一, 野中健一, 中川裕, 今村薫, 菅原和孝
参照文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
「人類学的アプローチ」と「霊長類学的アプローチ」—故今西錦司は、人間社会を解明する道として、この2つのアプローチを提起した。ブッシュマン研究は、この「人類学的アプローチ」の典型として、日本が世界に誇るユニークな学問、生態人類学の発展をリードしてきた。その35年の研究史の上に立ちながら、食物獲得、社会構造、無文字文化における年代記の再生、国家や植民地主義といった近代との関わりの中での社会変容まで、幅広いテーマで、今日のブッシュマンの姿を紹介する。
目次
- 第1章 ブッシュマンの歴史と現在(コイサン人(ブッシュマンとコイコイ)の起源と歴史;狩猟採集の生活と文化 ほか)
- 第2章 セントラル・カラハリ年代記(失われつつある記憶;調査地域と調査方法 ほか)
- 第3章 ブッシュマン百虫譜(生活の中の虫との関わり;“虫”のグイ民俗範疇)
- 第4章 砂漠の水—ブッシュマンの儀礼と生命観(調査地域の概略と調査方法;個々の儀礼の説明 ほか)
- 第5章 三角関係と感情生活—グイの結婚と恋人関係再考(感情の人類学へ向けて;感情と性に関わる基本的な概念 ほか)
「BOOKデータベース」 より