ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念
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ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2001.10
- タイトル別名
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Der Begriff der Kunstkritik in der deutschen Romantik
ドイツロマン主義における芸術批評の概念
- タイトル読み
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ドイツ・ロマン シュギ ニオケル ゲイジュツ ヒヒョウ ノ ガイネン
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注記
ベンヤミンの博士論文(1919年ベルン大学に提出,1920年刊)の全訳に、ベンヤミンの関連諸論考およびフリードリヒ・シュレーゲルの批評作品「ゲーテの『マイスター』について」を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
カント、後期ヘルダーリン、晩年期ゲーテという状況配置の中心に初期ロマン主義をとらえ、フリードリヒ・シュレーゲルとノヴァーリスの神秘的術語群からなる「ポエジー」言語の森に、ドイツ・ロマン主義の「芸術批評」概念がはらむ形而上学的思考の地図を描き出す。「主観‐客観」構造を排した「絶対的形式」は可能か?言語はいかにして「同一性」を実現あるいは回復しうるのか?—従来のロマン主義理解を根底から覆す『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』に、ヘルダーリン論、カント批判論ほかを加えて、初期ベンヤミンの思想世界を呈示するとともに、シュレーゲル「ゲーテの『マイスター』について」をも併録した、文庫版新訳。
目次
- ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念(序論;反省;芸術批評)
- 初期ロマン主義の芸術理論とゲーテ
- 付 参考資料1 ベンヤミンの関連論考
- 付 参考資料2 Fr・シュレーゲルのゲーテ批評
「BOOKデータベース」 より