ピノッキオの眼 : 距離についての九つの省察
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ピノッキオの眼 : 距離についての九つの省察
せりか書房, 2001.10
- タイトル別名
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Occhiacci di legno : nove riflessioni sulla distanza
ピノッキオの眼 : 距離についての九つの省察
- タイトル読み
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ピノッキオ ノ メ : キョリ ニツイテノ ココノツ ノ セイサツ
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注記
Occhiacci di legno.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
本書は様々な視点から異邦人化と距離のもつ認識的かつ道徳的、建設的かつ破壊的な潜在能力を探っている。なぜ異邦人(未開人、農民、動物)の視線に社会の虚偽をあばく能力を持たせていたのだろうか。なぜわれわれは「眺望」「視点」といった視覚的比喩を多用するのか。大金を積まれたら未知の中国人官僚を殺すだろうか。遠くから近くから、世界を見つめ直す厳しい九つの視線。
目次
- 第1章 異化—ある文学的手法の起源
- 第2章 神話—距離と虚偽
- 第3章 表象—言葉、観念、事物
- 第4章 「この人を見よ」—キリスト教信仰における像の聖書的起源について
- 第5章 偶像と図像—オリゲネスの一節とその運命
- 第6章 様式—包含と排除
- 第7章 距離と眺望—二つの隠喩
- 第8章 中国人官吏を殺すこと—距離の道徳的意味
- 第9章 ウォイティラ教皇の言い違い
「BOOKデータベース」 より