知的熟練論批判 : 小池和男における理論と実証

書誌事項

知的熟練論批判 : 小池和男における理論と実証

野村正實著

(Minerva人文・社会科学叢書, 53)

ミネルヴァ書房, 2001.10

タイトル別名

知的熟練論批判 : 小池和男における理論と実証

タイトル読み

チテキ ジュクレンロン ヒハン : コイケ カズオ ニオケル リロン ト ジッショウ

大学図書館所蔵 件 / 171

この図書・雑誌をさがす

注記

引用文献: p283-288

内容説明・目次

内容説明

労働研究の通説である小池和男氏の知的熟練論は実証的根拠を有しているのだろうか。重要な文書資料とされているものは、小池氏によって創作されたものであり、さらに調査報告書は記述が矛盾しており、実証的価値がない。このような資料操作をしなければならなかった理由は、知的熟練論が理論的に無理のある理論だからである。本書は、このような点を踏まえて小池氏の熟練論を実証的・理論的に吟味する。

目次

  • 1 知的熟練論の実証的根拠(資料の創作—仕事表;資料の改変—「ある自動車メーカー」における賃金の決め方)
  • 2 知的熟練論の再検討(知的熟練論と仕事表—仕事表創作の理論的必要性;知的熟練論の理論的脆弱性—『仕事の経済学』初版と第2版;小池熟練論はなぜ受容されたのか—受容と批判のあり方;熟練研究の現段階—「野村・小池」論争以後の実証研究 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ