冷戦後の軍備管理・軍縮
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冷戦後の軍備管理・軍縮
三嶺書房, 2001.10
- タイトル読み
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レイセンゴ ノ グンビ カンリ グンシュク
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注記
研究業績一覧: p237-244
内容説明・目次
内容説明
本書は2001年3月15日に病気のために急逝した著者の遺稿論集。著者は軍備管理・軍縮および安全保障問題に関する日本でも数少ない、優れた研究者であった。その1985年までの成果はすでに『現代の軍備管理・軍縮—核兵器と外交1965‐1985』に纒められている。本書はその続編にあたるもので、著者の薫陶を受けた若い友人たちが中心になって、著者の数多くの論文の中から続編にふさわしいと思われる12編を選んで、編集したものである。
目次
- 第1部 軍備管理・軍縮と安全保障—冷戦期からポスト冷戦期へ(転換期の軍備管理・軍縮交渉—「センター」から「ペリフェリー」へ;INF全廃条約とその問題点—軍備管理・軍縮交渉前進への第一歩か;冷戦とアジア・太平洋地域の安全保障—同盟体制の推移を事例に;日本の防衛法制—日米防衛協力に関する新指針への軌跡)
- 第2部 核兵器不拡散体制と核実験禁止問題(核実験禁止問題の新段階—核軍縮交渉との関連で;核拡散防止体制の「虚」と「実」—NPTからCTBTへの軌跡;「核」と「非核」のせめぎ合い—東アジア非核地帯構想;転機にたつNPT体制—実効少ない再検討会議)
- 第3部 通常軍備の削減と武器輸出問題(欧州通常戦力(CFE)制限条約の成立—伝統的「軍縮」交渉への回帰;軍縮と開発—「ブランド報告」から「新・世界環境保全戦略」まで;武器輸出の現状と通常兵器移転登録制度;軍産複合体と武器輸出—東アジア国際情勢との関連で)
「BOOKデータベース」 より