国際金融 : 理論と政策
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国際金融 : 理論と政策
(岐阜経済大学研究叢書, 12)
法律文化社, 2001.11
- タイトル読み
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コクサイ キンユウ : リロン ト セイサク
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注記
参考文献: p207-221
内容説明・目次
内容説明
本書において、国際マクロ経済学ないしは開放マクロ経済学の分野でこれまで彫琢されてきた豊饒な分析ツールを援用して、マネーのグローバリゼーションの進展に伴い次第に明らかとなった枢要な今日的問題の1つである「安定的なミクロ・マクロの経済活動を保証する国際通貨金融アーキテクチャーとはいったいいかなるものか」というきわめてチャレンジングな主題に対して、理論と政策の両面から広範囲な検討を加えた。すなわち、変動為替相場制の諸特性を再吟味するとともに、さらに1990年代に顕現した一連の国際通貨危機の発生メカニズムを理論的・実証的に精査するという作業プロセスを通じて、それら主題に対する1つの試論的解答を模索した。
目次
- 本書の課題と構成
- 国際通貨制度の変容と評価
- 変動相場制の理論的分析
- 変動相場制理論のミクロ的基礎
- 確率過程下での変動相場制理論
- 変動相場制と政策協調
- 東アジアの通貨動揺(タイ・バーツの事例;インドネシア・ルピアの事例;マクロ経済モデルによる検証)
- 国際通貨金融危機発生の一類型
「BOOKデータベース」 より