天皇観の相剋 : 1945年前後
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書誌事項
天皇観の相剋 : 1945年前後
(岩波現代文庫, 学術 ; 68)
岩波書店, 2001.11
- タイトル別名
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天皇観の相剋 : 一九四五年前後
The dual image of the Japanese emperor
- タイトル読み
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テンノウカン ノ ソウコク : 1945ネン ゼンゴ
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注記
1976年10月から1978年3月にかけて雑誌『世界』の連載を単行本化した、岩波書店1978年刊行の再刊
底本: 岩波書店1993年刊の「同時代ライブラリー」版
天皇および天皇制に関する年譜: p381-404
内容説明・目次
内容説明
廃止か保持か—日本降伏をめぐる英・米・オーストラリア・中国など連合国側のさまざまな天皇観の対立・相剋をはじめて実証的に明らかにし、戦後改革を伝統社会の変容のドラマとして解明した画期的研究。諸外国の「鏡」に映し出された天皇制のイメージは、同時に日本人のいかなる思考や集団行動様式を反映しているのか。
目次
- 第1章 アメリカ国務省における天皇観の対立
- 第2章 イギリス人にとっての天皇制
- 第3章 太平洋問題調査会の天皇論
- 第4章 「天孫民族の世界制覇」観とオーストラリア
- 第5章 中国人と日本の「覇道」主義
- 第6章 無条件降伏の「鍵」
- 第7章 占領政策と天皇制—「伝統主義的支配」変革のドラマ
「BOOKデータベース」 より