方言は絶滅するのか : 自分のことばを失った日本人
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書誌事項
方言は絶滅するのか : 自分のことばを失った日本人
(PHP新書, 179)
PHP研究所, 2001.11
- タイトル読み
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ホウゲン ワ ゼツメツ スル ノカ : ジブン ノ コトバ オ ウシナッタ ニホンジン
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内容説明・目次
内容説明
めっちゃ、まったり、しんどい…今や全国化した関西弁だが、一方で絶滅の危機に瀕した表現も数多い。本書では、沖縄、北陸、韓国などをフィールドに、現地語が日本語の共通語を取り込みながらいかに変容していったかを考察。地域の風土・文化というフィルターを通して、方言は形を変えていくものだ、と著者は指摘する。方言に固執するのではなく、地域性・個人の心性に適った「自分のことば」を身につける。ことばの豊かな感性を取り戻すための一冊。
目次
- プロローグ 危機に瀕した方言
- 第1章 消えることば、生まれることば(伝統方言の衰退;方言と共通語の使い分け;方言とアイデンティティ;沖縄の方言のいま)
- 第2章 方言はどのように変容するか—地域のフィルター(ことばの伝わり方;翻訳装置としてのフィルター;フィルターの変質;言語の接触をめぐって)
- 第3章 方言をどうしていくか(新世代の方言研究;ことばの発達と方言;これからの敬意表現;日本語教育のなかに方言を)
- エピローグ 地域人の発想
「BOOKデータベース」 より