食の一〇〇年
著者
書誌事項
食の一〇〇年
(生活学 / 日本生活学会編, 第25冊)
ドメス出版, 2001.9
- タイトル別名
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食の100年
一〇〇年シリーズ
- タイトル読み
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ショク ノ ヒャクネン
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注記
「二〇世紀の日本のくらし」をテーマとする日本生活学会企画・編集「一〇〇年シリーズ」の第3冊目にあたるもの
食の100年年表 / 食の100年編集委員会編: p242-276
文献あり
内容説明・目次
内容説明
現代の食生活は、遺伝子組み換え食品や狂牛病問題などにみられるように、グローバル化時代を迎えて、ますます食物に対し、不安がつのる時代である。このようなことに対抗する動きとして、地域に根ざした食料生産のあり方に、関心が高まりつつある。このことは、伝統的な食文化を見直す動きにもなっている。すなわち「食」と風土と農業の一体化がみられた戦前の伝統社会を振り返る必要がある。この伝統社会のなかで、食生活や食文化がどのようなものであったのか、あるいはこの100年の変容過程をとらえなおして、現代の食文化を浮き彫りにすることに本書のねらいがある。
目次
- 20世紀日本の食
- 日本人は何を食べてきたか—食料資源と人口の歴史
- 東京駄菓子の盛衰—浅草芝崎町を中心として
- 自家製味噌と生活—福島県の実態調査を通して
- 製造技術の変遷からみた豆腐の100年
- 豆腐と食生活
- 日本食文化における唐辛子受容とその変遷
- 自給の食生活の展開—農村からの視座
- ターニング・ポイントに立つ学校給食—輸入依存から地域自立へ
- 贈答慣行にみられる食物の社会的価値の変容
- 食の100年年表
「BOOKデータベース」 より