宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読
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宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読
(岩波現代文庫, 文芸 ; 45)
岩波書店, 2001.12
- タイトル読み
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ミヤザワ ケンジ ギンガ テツドウ ノ ヨル セイドク
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注記
「銀河鉄道の夜」およびその初期形第一稿、初期形第二稿、初期形第三稿は『宮沢賢治全集7』(筑摩書房刊行ちくま文庫版)を底本とする
内容説明・目次
内容説明
未完の美しい物語「銀河鉄道の夜」は、多くの詩人たちを魅了しつづけ、想像力を喚起してきた。宗教学者である著者は、ジョバンニの銀河体験をシャーマンの脱魂体験や宇宙体験と結びつける。「ほんたうのさいはひ」とは何か。テキストの変遷を追いながら、賢治が表現しようとした人間の存在論的な孤独に迫る圧巻の新読解。
目次
- 序章 鳥シャーマンの孤独と遠さ
- 第1章 僕はほんたうにつらいなあ—修羅の涙
- 第2章 みんなのほんたうのさいはひをさがしに行く—菩薩への求道
- 第3章 セロのやうな声—ブルカニロ博士の実験
- 第4章 どこまででも行ける切符—幻想第四次の銀河鉄道の緑の切符
- 第5章 ほんたうのたった一人の神さま—一乗の乗り物
- 第6章 今日牛乳がぼくのところに来なかったのですが—ジョバンニの帰還、あるいは菩薩は往く人ではなく還る人である
- 終章 鳥シャーマンはどこの空を飛ぶか?
- 銀河鉄道の夜(宮沢賢治)(初期形第一次稿;初期形第二次次稿;初期形第三次稿)
「BOOKデータベース」 より