異教としてのキリスト教
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書誌事項
異教としてのキリスト教
(平凡社ライブラリー, 416)
平凡社, 2001.12
- タイトル読み
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イキョウ トシテノ キリストキョウ
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注記
1990年刊の再刊
参考文献: p290-296
内容説明・目次
内容説明
東方の一民族の一小集団の信仰であったキリスト教は、どのように西洋にまた世界各地にひろがったのか?聖者伝をはじめ、この宗教を組み立てている様々な物語、そのうつり変わりをつぶさに辿るとき、異教として新しい世界に入ったこの宗教が、その地の要素をとりこみ、出自の母斑を脱色しながら、少しずつ変容していった有様がまざまざと見えてくる。博い知識の語りが原理主義的なこわばりを静かにほぐす一冊。
目次
- 1 ユダの系譜
- 2 『奉教人の死』の源流
- 3 十字架—楽園の木
- 4 イエスの肖像
- 5 聖母マリアと三人のマリア
- 6 聖ヘレナと十字架
- 7 東方の苦行僧、聖アレクシウスの変貌
- 8 西洋人名の背景
- 9 コペルニクス的転回と中世の世界観
- 10 キリスト教と日本人
「BOOKデータベース」 より