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明治人のお葬式

此経啓助著

現代書館, 2001.12

タイトル読み

メイジジン ノ オソウシキ

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内容説明・目次

内容説明

明治有名人の最期のドラマ。

目次

  • 山内容堂—殿様の葬送に芸者や役者が参列
  • 木戸孝允—時流の神葬式にあえて仏葬式を遺言
  • 大久保利通—明治政府の威信をかけた大葬儀
  • 岩倉具視—日本最初の国葬でお役人さん大忙し
  • 成島柳北—会葬者にも広い交友ぶりを見せる
  • 岩崎弥太郎—大葬儀に雇ったアルバイト七万人
  • 山岡鉄舟—天皇も目送された大居士の大葬送
  • 森有礼—故人平生の意をくんで造花を減らす
  • 新島襄—同志社生徒が雨中泣いて柩を運ぶ
  • 寺島宗則—勤倹に生きた故人らしい質実の式
  • 樋口一葉—葬儀に列した親戚知友わずか十数名
  • 勝海舟—伝統的な仏葬式をあたりまえに行う
  • 福沢諭吉—虚飾拝し会葬者全員徒歩で葬送
  • 星亨—故人慕う青年ら揃いの編笠つけて参列
  • 中江兆民—遺言によって葬式の代わりに告別式
  • 正岡子規—故人の永眠を守って歩む静かな葬列
  • 五代目尾上菊五郎—葬列を一目見ようと沿道に浮気娘の山
  • 九代目市川団十郎—俳優の地位向上を見せた盛大な葬式
  • 尾崎紅葉—遺体は駕篭で運んでくれと遺言する
  • 広瀬武夫—雲霞のごとき見物人が軍神を見送る
  • 斎藤緑雨—葬式なしで火葬場に真っすぐ送らる
  • 二葉亭四迷—葬列をやめて墓地で会葬者と惜別
  • 伊藤博文—三十万人が国葬を一目見んと集まる
  • 川上音二郎—妻の貞奴が悲嘆のあまり葬送中卒倒
  • 石川啄木—葬列も出せない貧窮の中の寂しい葬式
  • あとがきにかえて—夏目漱石のお葬式

「BOOKデータベース」 より

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