明治人のお葬式
著者
書誌事項
明治人のお葬式
現代書館, 2001.12
- タイトル読み
-
メイジジン ノ オソウシキ
大学図書館所蔵 件 / 全76件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
明治有名人の最期のドラマ。
目次
- 山内容堂—殿様の葬送に芸者や役者が参列
- 木戸孝允—時流の神葬式にあえて仏葬式を遺言
- 大久保利通—明治政府の威信をかけた大葬儀
- 岩倉具視—日本最初の国葬でお役人さん大忙し
- 成島柳北—会葬者にも広い交友ぶりを見せる
- 岩崎弥太郎—大葬儀に雇ったアルバイト七万人
- 山岡鉄舟—天皇も目送された大居士の大葬送
- 森有礼—故人平生の意をくんで造花を減らす
- 新島襄—同志社生徒が雨中泣いて柩を運ぶ
- 寺島宗則—勤倹に生きた故人らしい質実の式
- 樋口一葉—葬儀に列した親戚知友わずか十数名
- 勝海舟—伝統的な仏葬式をあたりまえに行う
- 福沢諭吉—虚飾拝し会葬者全員徒歩で葬送
- 星亨—故人慕う青年ら揃いの編笠つけて参列
- 中江兆民—遺言によって葬式の代わりに告別式
- 正岡子規—故人の永眠を守って歩む静かな葬列
- 五代目尾上菊五郎—葬列を一目見ようと沿道に浮気娘の山
- 九代目市川団十郎—俳優の地位向上を見せた盛大な葬式
- 尾崎紅葉—遺体は駕篭で運んでくれと遺言する
- 広瀬武夫—雲霞のごとき見物人が軍神を見送る
- 斎藤緑雨—葬式なしで火葬場に真っすぐ送らる
- 二葉亭四迷—葬列をやめて墓地で会葬者と惜別
- 伊藤博文—三十万人が国葬を一目見んと集まる
- 川上音二郎—妻の貞奴が悲嘆のあまり葬送中卒倒
- 石川啄木—葬列も出せない貧窮の中の寂しい葬式
- あとがきにかえて—夏目漱石のお葬式
「BOOKデータベース」 より