カミとヒトの解剖学
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カミとヒトの解剖学
(ちくま学芸文庫, [ヨ-5-2])
筑摩書房, 2002.1
- タイトル読み
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カミ ト ヒト ノ カイボウガク
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注記
1992年 法藏館刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
感動するのは「心」か「脳」か。魂はなぜ生じたのか。「死ぬ瞬間」はあるのか。脳死とはどういうことか。死体が不気味なのはなぜか。身体は空の器か。墓とは何か。魑魅魍魎の正体は?宗教と科学と信仰の関係は?脳の問題は、機能すなわち心として見れば経典に戻り、構造すなわち脳として見れば自然科学に戻る。—宗教とヒト、とくに脳と宗教との関係を軸に、『唯脳論』の考えを多くの主題に応用して展開し、従来の宗教観を一変させる養老「ヒト学」の最高傑作。
目次
- 1 臨床宗教(宗教体験と脳;「鰯の頭」と合理性 ほか)
- 2 「死」の解剖学(死ぬという瞬間はない;脳の死とはどういう現象か ほか)
- 3 霊魂の解剖学(現代の魑魅魍魎;霊魂の「根性」 ほか)
- 4 臨床仏教(経典の解剖学;浄土の見方 ほか)
- 5 隠された身体(禅の身体論;身体という禁忌 ほか)
「BOOKデータベース」 より