自由学問都市大坂 : 懐徳堂と日本的理性の誕生

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自由学問都市大坂 : 懐徳堂と日本的理性の誕生

宮川康子著

(講談社選書メチエ, 232)

講談社, 2002.2

タイトル読み

ジユウ ガクモン トシ オオサカ : カイトクドウ ト ニホンテキ リセイ ノ タンジョウ

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注記

参考文献: p217

内容説明・目次

内容説明

「天下の台所」大坂の町人が、日本の知を覆す。天才言語学者富永仲基、「無神論者」山片蟠桃—自らの理性のみを武器とし、一切の偏見から自由な思想を展開した懐徳堂同人たち。一八世紀大坂に開花した「近代的知性」の軌跡を描く。

目次

  • 第1章 町人学問所懐徳堂
  • 第2章 江戸対大坂—知の権威への反抗
  • 第3章 富永仲基—夭逝の天才学者
  • 第4章 中井履軒と上田秋成—夢と虚構の世界
  • 第5章 心学と懐徳堂—二つの『かわしまものがたり』
  • 第6章 武士無用論—中井竹山の『草茅危言』
  • 第7章 近代的知の濫觴—懐徳堂の洋学
  • 第8章 理性と合理主義—山片蟠桃『夢の代』の世界

「BOOKデータベース」 より

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