金融の未来学 : 小さなセーフティネットをめざして

Bibliographic Information

金融の未来学 : 小さなセーフティネットをめざして

翁百合著

(ちくま新書, 332)

筑摩書房, 2002.2

Title Transcription

キンユウ ノ ミライガク : チイサナ セーフティ ネット オ メザシテ

Available at  / 113 libraries

Note

参考文献: p171-173

Description and Table of Contents

Description

長引く不況と不良債権処理の遅れにより銀行経営は悪化し、日本の金融環境は、未曾有の危機的状況が続いている。こうした中で預金全額保護の終了、いわゆるペイオフ解禁は、日本の金融システムにどのような影響を与えるのだろうか。預金者が安全な銀行を選別するようになれば、銀行は信頼を失うまいと従来以上の経営努力を迫られるであろう。はたして銀行は再生できるのか?日本の金融の将来像を見据える一冊。

Table of Contents

  • 第1章 ペイオフ解禁とは何か—預金全額保護の特例期間の終了
  • 第2章 セーフティネットとは何か—預金保険制度の金融システムにおける位置づけ
  • 第3章 新しい金融環境とは—預金保険法改正の論点
  • 第4章 間接金融依存型システムからの脱却
  • 第5章 不良債権問題と銀行部門の建て直し
  • 第6章 銀行業の新しい展開
  • 第7章 郵便貯金の将来像
  • 第8章 市場規律の発揮と利用者の自己責任

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Details

  • NCID
    BA55670094
  • ISBN
    • 4480059326
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    173p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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