見世物研究
著者
書誌事項
見世物研究
(ちくま学芸文庫, [ア-19-1])
筑摩書房, 2002.2
- タイトル読み
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ミセモノ ケンキュウ
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注記
昭和3年4月春陽堂刊を底本とする
内容説明・目次
内容説明
幻術、手品、軽業、南京あやつり、珍禽獣、蛇遣い、細工物…奔放な好奇心とエネルギーに満ち、猥雑でグロテスク、ケレンたっぷりでときに残虐でさえある見世物の数々に、江戸の人々は夢中になった。大都市の消費的・享楽的な文化風俗であったがために、のちに近代化とアカデミズムの確立のなかで研究の場から排除された見世物文化について、本書はその全体像を歴史的にとらえた総合研究書の嚆矢であり、ながく孤高の名著とされてきた。近年盛んになりつつある見世物・大衆芸能史研究の基礎資料としても注目される幻の書。
目次
- 伎術篇(幻術;放下;手品 ほか)
- 天然奇物篇(珍禽獣;禽獣の曲芸 ほか)
- 細工篇(初期の上;初期の下;中期の上 ほか)
「BOOKデータベース」 より