チェコ音楽の歴史 : 民族の音の表徴

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チェコ音楽の歴史 : 民族の音の表徴

内藤久子著

音楽之友社, 2002.2

Title Transcription

チェコ オンガク ノ レキシ : ミンゾク ノ オト ノ ヒョウチョウ

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Note

引用・主要参考文献一覧: p330-339

年表: p341-342

博士論文「チェコ民族の精神と音楽文化の歴史的展開」 (大阪大学, 1995年) を加筆・修正したもの

Description and Table of Contents

Description

民族の音はいかにして芸術音楽へと昇華したか。中世から現代までをカバーするチェコ音楽史の決定版!スメタナ、ドヴォジャーク、ヤナーチェクといった大作曲家たちが、民族の血と西洋的な芸術文化のあいだで、いかに「みずからの音」を獲得していったかが、細かく跡づけられる。ヨーロッパ小民族の側から西洋音楽史を逆照射する。

Table of Contents

  • 第1部 「伝統」の時代—チェコ音楽におけるフォークロア受容の揺籃期(チェコ民俗の音楽の源流;15世紀から18世紀までのチェコの音楽とその民族的諸相)
  • 第2部 「意識化」の時代—「チェコ国民音楽」の樹立に向けて(19世紀「ナショナリズム(民族主義)の音楽」の萌芽;B.スメタナと「チェコ近代音楽」;A.ドヴォジャークと「スラヴの音楽」;20世紀前半における「チェコ国民音楽」の樹立とその理念)
  • 第3部 新たなる「意識化」の波—「ナショナリズムの音楽」の質的変容(チェコ音楽におけるモラヴィアの方向;「モラヴィアの音楽」の新しい波)
  • エピローグ 民族的精神の表象としての「チェコ音楽」

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Details

  • NCID
    BA56023809
  • ISBN
    • 4276135672
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    350p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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