「国民」形成における統合と隔離
著者
書誌事項
「国民」形成における統合と隔離
日本経済評論社, 2002.3
- タイトル別名
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国民形成における統合と隔離
- タイトル読み
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コクミン ケイセイ ニオケル トウゴウ ト カクリ
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内容説明・目次
内容説明
近代史と現代史は切り離せないという視点から19世紀末の日本とアジアに焦点をあて、現在を読み解く手がかりとする。歴史学、社会学、文学など分野の異なる研究者による学際的アプローチ。
目次
- 第1部 アジアと日本の思想(大和魂の成立—自尊と他卑;近代日本の進路とアジア主義;日本漢学の臨界点—荻生徂来・竹内好から引き継ぐもの)
- 第2部 東アジアにおける国家と民族(日本の唐人町と内地雑居;三井物産のアジア認識と日本型企業進出—買弁の排除と「現地化」の意味;利用と排除の構図—一九世紀末、極東ロシアにおける「黄色人種問題」の展開)
- 第3部 「国民」の統合と隔離(隔離と消毒—明治のコレラ対策における予防と治療;長崎におけるコレラの流行と「救済」—世紀末におけるその展開;足尾鉱毒・渡良瀬川沿岸被害農民のたたかいと明治国家—幕臣閣僚・榎本武揚の去就)
「BOOKデータベース」 より