民主政の規範理論 : 憲法パトリオティズムは可能か
著者
書誌事項
民主政の規範理論 : 憲法パトリオティズムは可能か
勁草書房, 2002.3
- タイトル別名
-
Eine normative Demokratietheorie : über die Möglichkeit des Verfassungspatriotismus
- タイトル読み
-
ミンシュセイ ノ キハン リロン : ケンポウ パトリオティズム ワ カノウ カ
大学図書館所蔵 件 / 全160件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
公共での議論からいかにして政治が生まれるのか。ハーバーマスの魅力ある構想を、ルーマン、アレント、ヘラーらの議論とつきあわせながら肉づけし、多元的社会において可能な「熟議の民主政」を追求する、鋭利な憲法解釈論。
目次
- 第1章 憲法パトリオティズムとは何か—国家の基礎づけをめぐって(「ドイツ人としてのアイデンティティ」を求めて;前政治的所与としてのナツィオンと国家? ほか)
- 第2章 熟議の民主政を求めて—システムと複数性との間で(機能的に分化したシステムとしての民主政—ニクラス・ルーマン;コミュニケーションの力と代表的になされる討議—ユルゲン・ハーバーマス ほか)
- 第3章 民主政の歪みとは何か—アメリカの政治資金規制論議を中心にして(日本の問題状況から;連邦最高裁判決の流れと理論の選択肢 ほか)
- 第4章 国民に直接の決定を求めうるか—アメリカの直接民主政をめぐる議論から(直接民主政と「善意の市民」;イニシアティブの「産業化」と連邦最高裁判決 ほか)
「BOOKデータベース」 より