永世中立と非武装平和憲法 : 非武装永世中立論研究序説
著者
書誌事項
永世中立と非武装平和憲法 : 非武装永世中立論研究序説
大阪経済法科大学出版部, 2002.3
- タイトル読み
-
エイセイ チュウリツ ト ヒブソウ ヘイワ ケンポウ : ヒブソウ エイセイ チュウリツロン ケンキュウ ジョセツ
大学図書館所蔵 件 / 全101件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
本書は、非武装永世中立(論)の現代的意義を提示するものである。この基本的モチーフを、大きくは三つのテーマを通して論証。第一は永世中立の比較法政研究を通して、第二は日本における非武装永世中立論の検討を通して、第三は自衛権(個別的・集団的自衛権)および自衛隊の海外派兵論の批判的検討を通してである。
目次
- 現代における永世中立(論)の概況と課題—永世中立型憲法と平和保障政策
- 第1部 現代の永世中立国と平和保障政策—永世中立の比較法政研究(スイスの永世中立—武装(永世)中立憲法と国際平和協力;オーストリアの永世中立—武装永世中立憲法と国際平和協力;コスタリカの永世中立—非武装憲法に基づく積極的永世中立政策)
- 第2部 日本における永世中立論—日本国憲法九条と非武装永世中立論(非武装永世中立の肯定論の潮流(憲法学を中心に)—敗戦から冷戦崩壊まで;非武装永世中立の否定論の潮流—冷戦崩壊後(一九九〇年代)の動向;非武装永世中立(論)の現代的意義—憲法九条の国際化に向けて)
- 第3部 日本国憲法九条と自衛権および自衛隊海外派兵論—非武装永世中立論の正当化のための批判的考察(国家主権と自衛権に関する理論的考察;日本における個別的および集団的自衛権論の検討;自衛隊海外派兵の諸形態と正当化論の検討)
「BOOKデータベース」 より