プリオン病の謎に迫る
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書誌事項
プリオン病の謎に迫る
(NHKブックス, 939)
日本放送出版協会, 2002.4
- タイトル読み
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プリオンビョウ ノ ナゾ ニ セマル
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注記
参考文献: p239-248
内容説明・目次
内容説明
ウイルスとも細菌とも全く異なる新しい病原体「プリオン」。BSE(狂牛病)もプリオンによって引き起こされるプリオン病の一つだ。プリオンの本体は、異常プリオンタンパク質と考えられているが、その増殖のメカニズムはいまだに解明されていない。BSEはどこから発生したのか?なぜ種の壁を越えて、BSEが人に感染するのか?BSEが原因の変異型CJDは今後増えるのか?多くの謎につつまれたプリオン病について、第一人者が、歴史を辿りながら、科学的にわかりやすく解説する。
目次
- 最初の犠牲者たち
- ウシに発生した新しい病気—牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)
- 羊毛産業の発展とともに広がったスクレイピー
- ヒツジの病気から人の神経疾患へ
- さまざまな伝達性海綿状脳症
- 病原体の本体をめぐる議論
- 全世界をおそったBSEパニック
- BSEと現代社会
- BSEと変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)をめぐる問題
- プリオン病の診断と治療
- ヨーロッパで広がり始めたBSE
- 日本で発生したBSE
- 変異型CJDの予防をめぐる議論
- 将来も続くBSEとの戦い
- 大きな謎への挑戦
「BOOKデータベース」 より