日本よ、森の環境国家たれ
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日本よ、森の環境国家たれ
(中公叢書)
中央公論新社, 2002.3
- タイトル読み
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ニホン ヨ モリ ノ カンキョウ コッカ タレ
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内容説明・目次
内容説明
人類文明史には「森の民」の「植物文明」と「家畜の民」の「動物文明」の二類型があるというのが、本書の最大の発見である。「森の民」の「稲作漁撈民」は桃源郷を、「家畜の民」の「畑作牧畜民」はユートピアを創造した。桃源郷こそ「森の民」の究極の生命維持装置だった。だが、人類文明史は、一面において後者の「動物文明」が前者の「植物文明」を駆逐する歴史であった。そうした中で「森の民」日本人は「家畜の民」に蹂躪されへこたれたことが一度もなかった。日本人が森にこだわり「森の環境国家の構築」に邁進するかぎり、日本の未来は安泰であるというのが、本書の提言である。
目次
- 第1章 人類文明史の二類型区分
- 第2章 森の環境国家日本の構築
- 第3章 森のこころの文明
- 第4章 森を守る食生活
- 第5章 日本桃源郷構想
- 第6章 森の環境国家が地球と人類を救う
- 第7章 世界を変える森の環境国家
「BOOKデータベース」 より