比較法学の課題と展望 : 大木雅夫先生古稀記念
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比較法学の課題と展望 : 大木雅夫先生古稀記念
信山社出版, 2002.4
- タイトル読み
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ヒカク ホウガク ノ カダイ ト テンボウ : オオキ マサオ センセイ コキ キネン
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注記
大木雅夫の肖像あり
大木雅夫先生ご略歴・著作目録: p[489]-499
収録内容
- 総合比較法学の推進を願う / 千葉正士著
- 法の比較についての方法的考察 : 「比較法社会論」のために / 広渡清吾著
- 比較法文化論における習俗と法律・法 : モンテスキューとルソー;ロシア専制論からの視角 / 大江泰一郎著
- 穂積陳重と比較法学 / 石部雅亮著
- 欧州共同体法の発展と比較法学・外国法学 / 滝沢正著
- 西欧法学者が見た日本法 : 「日本人は裁判嫌い」は神話か? / 五十嵐清著
- 西洋法文化の源流 / 木下毅著
- イギリスの憲法改革と地方分権 / 加藤絋捷著
- 世論と裁判所とをつなぐもの : 米国におけるアミカス・キュリィとロー・クラーク / 金原恭子著
- ラングデルの功罪 : 大学における法学教育 / 大川裕紀子著
- フランスにおける政府高官の刑事責任 / 田辺江美子著
- 人権保障の《ヨーロッパ化》に対するフランス国内裁判所の対応 : 判例の対立か同調か / 小林真紀著
- 18世紀後期のドイツにおける講義改善策 : J.D.Michaelisの著作を中心として / 荒井真著
- ヨハン・オルデンドルプの『忠言人鑑』 : 16世紀キリスト教国家論 / 佐藤亨著
- ドイツ・ポーランド間の残置財産の法的諸問題 (序説) : 統一に伴う戦後処理・オーデルナイセ東部地域を中心として / 小林公司著
- スラブ法の精神 / 森下敏男著
- イスラーム法源論とイスラーム法学 / 眞田芳憲著
- インドにおける人権概念の生成 : 普遍的な権利の土着化としての人権 / 安田信之, 浅野宜之著
内容説明・目次
内容説明
21世紀を迎えた今日においては、社会生活の様々なレヴェルで国際的な交流がますます盛んである。こうした状況を踏まえるならば、法学を専攻する者にとっては、いずれの分野にあるにせよ、国内法のみならず比較法・外国法に関する相当の知識を有することが不可欠であるように思われる。さらに実務との関係でも、取引は国内企業相互のみならず様々な外国企業との関で一層頻繁になされ、その際には大陸法と英米法の相違がどのような点にあるか、極東アジア法の特質は何であるか、日本法が世界の諸法の中でどのように位置づけられるかなどについて、十分理解していることが円滑な商活動に必要となっている。本書は、現在のわが国における研究の最高水準を盛り込むかたちで比較法の諸相を概観し、こうした研究実務双方の要請に応えようとして企画されたものである。
目次
- 第1部 比較法原論(総合比較法学の推進を願う;法の比較についての方法的考察—「比較法社会論」のために;比較法文化論における習俗と法律・法—モンテスキューとルソー;ロシア専制論からの視角;穂積陳重と比較法学 ほか)
- 第2部 外国法の諸相(イギリスの憲法改革と地方分権;世論と裁判所とをつなぐもの—米国におけるアミカス・キュリィとロー・クラーク;ラングデルの功罪—大学における法学教育;フランスにおける政府高官の刑事責任 ほか)
「BOOKデータベース」 より