量子論の発展史
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量子論の発展史
(ちくま学芸文庫, [タ-20-1])
筑摩書房, 2002.5
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リョウシロン ノ ハッテンシ
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Note
文献リスト: p[357]-370
Description and Table of Contents
Description
量子力学、あるいはその発展史を扱った書物は、洋の東西を問わず、枚挙に暇がない。しかし、原著論文に逐一あたり、原著者と直接交流し、様々な議論を戦わせた後にその成果を採り入れて、まさに肉声をもって語り得たものは極めて少ない。本書は、自らも量子力学基礎論において偉大な業績を挙げた著者が、研究者としての溢れる情熱と、歴史家としての冷徹な分析とを、相矛盾させることなく交えて、量子力学の本質を抉りだした、類い稀な「複眼の書」である。伝説の物理学者が残した、全ての物理学徒必読、科学史家必携の名著。
Table of Contents
- 古典論の困難
- 振動子と量子・光量子
- 定常状態と遷移
- 前期量子論の困難と発展
- 行列力学の形成
- 物質波
- 波動力学の建設
- 波動力学の進展と確率的意味づけ
- 行列力学と波動力学の融合
- 不確定性と相補性、量子力学の解釈
- スピン・排他律・対称性
- 粒子像と波動像の統一
- 量子力学と相対論の結合
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