「自己表象」の文学史 : 自分を書く小説の登場

書誌事項

「自己表象」の文学史 : 自分を書く小説の登場

日比嘉高著

翰林書房, 2002.5

タイトル別名

自己表象の文学史

タイトル読み

ジコ ヒョウショウ ノ ブンガクシ : ジブン オ カク ショウセツ ノ トウジョウ

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注記

課程博士論文「<自己表象>誕生の文化史的研究」(筑波大学, 2000年)に手を加えたもの

私小説研究文献目録: p249-274

内容説明・目次

内容説明

文学、絵画、倫理学、読書慣習—自分自身を表象すべく駆動された“知”の枠組みを解きほぐす。“私小説的なるもの”をめぐる新しい文学史。

目次

  • “私小説起源論”をこえて
  • 1 “自己表象”の登場(メディアと読書慣習の変容;小説ジャンルの境界変動;“文芸と人生”論議と青年層の動向;“自己”を語る枠組み;小結—〈自己表象〉の誕生、その意味と機能)
  • 2 “自己表象”と明治末の文化空間(自画像の問題系—東京美術学校『校友会月報』と卒業製作制度から;帰国直後の永井荷風—「芸術家」像の形成;“翻訳”とテクスト生成—舟木重雄「ゴオホの死」をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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