龍樹
著者
書誌事項
龍樹
(講談社学術文庫, [1548])
講談社, 2002.6
- タイトル別名
-
竜樹
ナーガールジュナ
- タイトル読み
-
リュウジュ
大学図書館所蔵 件 / 全199件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
「人類の知的遺産 13 ナーガールジュナ」(1980年刊)の改題
インド仏教史: p452-453
文献案内: p454-459
内容説明・目次
内容説明
一切は空である。あらゆるものは真実には存在せず、見せかけだけの現象にすぎない。仏教思想の核心をなす「空」の思想は、千八百年前の知の巨人龍樹により理論化された。インド・中国思想に決定的影響を与え、奈良・平安仏教でも「八宗の祖師」と讃えられたその深く透徹した思考が、仏教学・インド哲学の世界的権威の手で、『中論』全文とともに今甦る。
目次
- 1 ナーガールジュナ(龍樹)の生涯(『龍樹菩薩伝』;プトンの伝えるナーガールジュナの生涯;ターラナータの伝えるナーガールジュナの伝記;結語)
- 2 ナーガールジュナの思想—『中論』を中心として(大乗仏教の思想;空観はニヒリズムか;論争の相手;空の論理;論争の意義;縁起;空の考察;否定の論理の実践)
- 3 ナーガールジュナの著作(『中論』;『大乗についての二十詩句篇』;『大智度論』;『十住毘婆沙論』;『親友への手紙』)
- 4 ナーガールジュナ以後(ナーガールジュナの思想の流れ;比較思想からみたナーガールジュナ)
「BOOKデータベース」 より