末世における皇統の血の堅持と女人往生
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末世における皇統の血の堅持と女人往生
(源氏物語は読めているのか / 望月郁子著, [正])
笠間書院, 2002.6
- タイトル読み
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マッセ ニオケル コウトウ ノ チ ノ ケンジ ト ニョニン オウジョウ
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内容説明・目次
内容説明
はたして源氏物語は本当に雅びで華やかな世界なのであろうか…先入観に捉われずにすなおに読めば、それは現代を生きる私たちの“いま”と重なる孤独な人々の世界であった。
目次
- 第1部 末世の聖帝桐壷の政治路線とその苦悩(桐壷帝の抵抗・挫折・再起—桐壷巻を帝サイドから読む;帝桐壷にとっての宿曜の予言と冷泉の誕生;末世の聖帝桐壷の意志と須磨・明石巻の天変;前坊廃太子;六条御息所の悲劇の構造;大君の死と中君の結婚)
- 第2部 女人往生への道(東屋—歌のない世界;二重の浮き—浮舟巻を読む;蜻蛉巻を読む;浮舟の失踪から出家まで—手習巻前半を読む;女人往生への道—明石中宮の役割と浮舟の受難)
「BOOKデータベース」 より