書誌事項

アイルランド民話紀行

松島まり乃著

(集英社新書, 0147F)

集英社, 2002.6

タイトル別名

アイルランド民話紀行 : 語り継がれる妖精たち

アイルランド民話紀行 : 語り継がれる妖精たち

タイトル読み

アイルランド ミンワ キコウ

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注記

主要参考文献: p206

内容説明・目次

内容説明

アイルランドの民謡が長いのは、それがもともと、物語を語るメディアであったため。文字に頼らず、口承を旨としてきたケルトの末裔たちにとっては、歌もまた物語の一種なのだ。歌を通してアイルランドの語りに興味を抱いた著者は、緑の島の各地を訪ね、語り部や主婦、俳優、ミュージシャン、映画監督など様々な人に出会う。笑い話や妖精譚、運命と戦う美女の神話などから浮かび上がる、アイルランドの民衆史。それらを語る人々の、口承文学への熱い思い…。「妖精の国」の真実の「心」を、時にユーモアを、時に心あたたまるエピソードを交えて伝える好著。

目次

  • 第1章 「語り部」に会う—コーク
  • 第2章 「笑い」と生きる—ウェクスフォード
  • 第3章 妖精を探して—ドニゴル
  • 第4章 アイルランドの女—スライゴー
  • 第5章 「物語り」はどこへ行くのか—北アイルランド
  • 終章 伝えゆく心—ダブリン

「BOOKデータベース」 より

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